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JJ

 

 

 

 

JJ

 

 

 

 

ふん……私もすっかり退屈していた所だ。貴様がここに来るまで、相当待たされた。
仕事中に、寄り道をしてトラブルに巻き込まれたらしいな……
全く、気を付けろ。貴様の本来の役目は、私の護衛なのだからな。


ああ……アンタは、俺の身に起きた事を知っているのか?


稲城という刑事に会っただろう。ヤツから取り調べの報告は受けている…………まあ、貴様には追々経緯を話してやる。


劉の手が俺の頭をかきまわし、軽く叩いてくる。親愛の情なのだろうが、劉の力は強く、正直少し痛かった。


…………一応聞くが、アンタはどうしてここに?


ここは私の別宅だ。飯も悪くないし、掃除も行き届いている。下手なホテルより快適だ。
狙われるリスクも減り、都合が良い。…………まあ、刺激がないのが難点だがな。