JJ
瑠夏……?
瑠夏
いや……安心しなよ。こういう風にするのは、二人きりの時だけだから。
ボクとしては、皆の前でこうしても構わないんだけどね。
JJ
……すまないが、今まで通りで頼む。
瑠夏
そう? でも良かった。またこうして、キミを抱きしめることができて。
キミがいない夜は寒くて、凍えそうだった。心も身体もね。
JJ
っ…………
耳元で囁かれ、思わず吐息が漏れた。
先ほど治まりかけていた熱が、再び身体の中に宿っていくのを感じる。