イベントスチル

    イベントスチル09

       
    JJ 瑠夏……?
       
    瑠夏 いや……安心しなよ。こういう風にするのは、二人きりの時だけだから。
    ボクとしては、皆の前でこうしても構わないんだけどね。
       
    JJ ……すまないが、今まで通りで頼む。
       
    瑠夏 そう? でも良かった。またこうして、キミを抱きしめることができて。
    キミがいない夜は寒くて、凍えそうだった。心も身体もね。
       
    JJ っ…………
       
      耳元で囁かれ、思わず吐息が漏れた。
    先ほど治まりかけていた熱が、再び身体の中に宿っていくのを感じる。