俺は魚住の返事を待たず、宇賀神を追いかけ、リムジンを飛び出した。
再び鳴り響く銃声と、おびただしいマズルフラッシュ。
俺は勢いを殺さずに、宇賀神の飛び込んだ物陰に身を転がせた。
JJ
ったく……勇んで飛び出した割りには、慎重なんだな、ウチの先生は…………
宇賀神
余計なお世話ですよ、全く……
体勢を立て直し、俺は宇賀神と共に、残党達の様子を窺う。
宇賀神
ですが
JJ
……貴方なら、来てくれると信じていました。
JJ
…………お前の無茶には慣れている。今さら何が起ころうが、大して驚かないさ。