JJ
…
……
…
…
………
…
……
…
…
………
嵐風
…
……
…
…
………
…
……
…
…
………
JJ
イルカが寄ってきたぞ……追い払うか?
嵐風
放っておけ、船と一緒に泳ぎたいだけだろう。
JJ
そうか
………
…
嵐風
ああ。
JJ
…
……
…
…
………
…
……
…
…
………
嵐風
…
……
…
…
………
…
……
…
…
………
会話に何の発展もない。言葉のキャッチボールは一往復程度で終わりを告げてしまう。
沈黙が気まずいわけではないが
………
…何となく、落ち着かない気分になる。
俺は何とも言えない心地を抱きながら、クルーザーと併走して泳ぐイルカ達を眺めていた。