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霧生 |
くそっ……何故、あんな男なんか…… JJなんて、少し銃の腕がいいだけじゃないか…… |
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霧生礼司は、自室のベッドに腰かけて、せっせと…… ……ヤケ酒をしていた。 |
霧生 |
いや、だいたい、『デスサイズ』が何だっていうんだ……射撃の腕なら、俺だって負けてない。 |
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クイッとグラスを呷る霧生。左手にはウイスキーのボトル。右手は、氷も入っていないグラスを握って放さない。 |
霧生 |
パオロも石松もいるというのに、何故ボスは、今さらあんな奴を……むしろ、俺一人でも十分じゃないか。 |
いや、それはどうだろう……
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霧生 | しかも『デスハウンド』と『デスサイズ』など、名前が微妙に被っているだろうが……俺の真似か? 嫌がらせか? |
言いがかりだ。 | |
霧生 | ボス……ボス、どうして……俺を認めてくれないんですか…… |