劉 | 何をしている。 |
JJ | …………………… |
劉だ。俺の姿を見つめている。 思わず目を逸らすが、言い訳すら思いつかない。 |
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JJ | ……いつから、見ていた……? |
劉 | そんな事はどうでも良い。 |
JJ | なっ …… |
劉 | 続けろ …………私が簡単に貴様を抱いてやるとは思うなよ。抱く相手には困っていないからな。 |
じっとりと、まとわりつくような劉の視線。 このまま行為を続けられるわけがない。だが、劉の命令にも逆らえない。 |
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JJ | ……っ ……う …… |
劉の視線の中で、俺は囚われた鳥のようにばたつき、甘ったるい溜め息を漏らすことしかできない。 | |
劉 | どうした ……もっと私をその気にしてみろ。 |
……とにかく癪だった。劉も、この男に醜態を晒す自分自身も。 | |
JJ | アンタに、抱いてもらわなくても …………俺は別に構わ ……ッ …… |